“各自の自発的な行動”には程遠い状況でした

AESOPクラウドの「AESOP見える収益」導入前は、会計システムから出力される「全社一括の損益計算書」をもとに大まかな収益しかわかりませんでした。
さらに、その損益計算書を各営業所向けにまとめ直したものを、全社に配布できるのは翌月の中旬です。
残念ながら社内の反応は悪く、本来期待していた“各自の自発的な行動”には程遠い状態でした。

導入後は共通問題意識が高まり、直ぐに実行できるように

「AESOP見える収益」導入後、解決すべき点が数字で見えるようになり、社員の共通問題意識も高まりました。
部門毎の売上・経費が細かくわかるので、部門内で生産性を上げる為にどうしたらいいかを話しあうようになりました。
売上が目標に対して低い場合はどうすれば達成できるかを、営業利益が低い場合は経費に無駄がないか、どうしたらその無駄を削れるかを全員で検討し、利益を高めるよう皆で協力するようになりました。
全員が参加して改善策を考え、それが直ぐに実行されるようになったので効果が実感できます。

これから、各部門がどう変わっていくか、また部門の生産性がどうなっていくのかが楽しみです。

業務部長 福原様・課長 山口様

今後の課題も明確に

また、「AESOP見える収益」のお蔭で、今後の課題も浮かび上がりました。
部門の損益が明確になった事で、赤字部門も明確になったのです。
赤字が出た部門をどうすれば黒字にできるか、その部門の担当者が知恵を絞り努力するのは勿論ですが、他部署の担当者も一緒に、全員で経営を考えるような企業風土を作らなくてはなりません。
これからは、全社3カ年経営計画の数字と「AESOP見える収益」の2本立てで、全社員を巻き込んだ経営を進めていきたいと考えています。

業務部長 福原様・課長 山口様